研究会
セブンエレメンツモデル研究会設立趣意
「50人以下の中小企業の経営課題を実行伴走する仕組みがない」ということが、セブンエレメンツモデル研究会設立のきっかけです。私は、プロフェッショナル人材戦略拠点のマネージャーとして、800社以上に訪問し、経営課題のヒヤリングを行ってきました。その結果、従来の民間、公的なサービスでは50人以下の中小企業の経営課題解決が十分にできないことを痛感しました。そこで、新しい中小企業向けのサービスが必要であると確信しました。
セブンエレメンツモデル研究会は中小企業の実行伴走を標榜し、金融機関、大企業、大学等から、戦略策定、組織運営、マーケティング、資金調達、システム等々の実務経験者が集まっています。セブンエレメンツモデルにより課題を抽出し、実行伴走に繋げる仕組みづくりと伴走する右腕人材の育成が目的です。
2020年から内閣府事業、中企庁事業において、大企業連携副業兼業マッチング事業を進めてきて、成果が実証されています。これらの対象は90パーセント以上が50人以下の中小企業です。日本の事業者の80パーセント近くが小規模事業者の20人以下で、この大多数の生産性を上げることを目指します。
2024年1月
亀井芳郎